2017年09月14日

ORTがオンラインで無料で読めるようになった

最近、オックスフォード大学出版局のホームページでORTの一部の本と同程度の本がオンラインで読めるようになった。しかも無料だ。
Oxfordowl_screen16.jpg
ORTだけで70冊以上ある。それも、読み上げの音声付きだ。他の本も入れると100冊は超えるだろう。
ほとんどはYL0だ。
これで、TADOKUを始める際のネックになっていた簡単な薄い本をたくさん買うとお金がかかるという問題が解決する。

ORT が読めるサイトはオックスフォード出版局の  OxfordOWL だ。

ユーザー登録の方法および本の見方はこちらのページを確認してください。

「モーリンの多読的生活」は、読んだ本の感想が中心なので本を読まないと滞ってしまったが、「気ままな多読翁」ではもうちょっと気楽に多読に関連する事柄を書き込もうと思う。

どちらもよろしくお願い致します。

Happy Reading!!

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ラベル:無料本 ORT
posted by モーリン at 03:49| Comment(0) | 多読のお役立ち情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月24日

The BFG


たまたま優しい巨人 BFG にさらわれた Sopie は、他の9人の巨人が毎晩人間を食べに行っていると聞いて、なんとか止めさせることはできないかと BFG と一緒に考えます。さて、Sopie と BFG はどうやって巨人達に人間を食べるのを止めさせるのでしょうか。

この小説は Dahl の作品の中でもすごくおもしろいと思います。でも、BFG の話す英語が文法的に不正確で、その上ことば遊びをするので理解しづらいところがあるので、教育熱心な親はあまり好まないかもしれません。Junie. B. も一部の親には不評らしいですから(もちろん英語圏で)。でも、この作品は Dahl 自身が遊んでいるところもあり人間を皮肉っているところもあるので、そういうところが読み取れるとすごく楽しめます。

(ここからはネタバレでも問題ない方が読んでください。)
たとえば、BFG は人間の家から拝借した1冊の本を何度も読んで英語を勉強したと言ってます。その本を "Dahl's Chickens の Nicholas Nickleby" と言ってます。もちろんこれは Charles Dickens の間違いなのですが自分の名前を入れる辺りについニヤついてしまいます。それにしても Dahl はよほど Dickens が好きなようで 「Matilda」でもMatilda に「C. S. Lewis や Tolkien はまじめすぎて面白くない。Dickens は面白くていい」と言わしめています。また、巨人が人間を食べると聞いて Sopie が「酷い、なぜ人間は気付かないの」と言うと BFG が "Human beans is killing each other much quicker than the giants is doing it" と言い「巨人は巨人同士で殺し合いはしない」とか「豚は何も悪いことをしてないのに何故殺されるんだと言ってるよ」と反論します。こういった皮肉に3ページも割いてるので子供にもそういったことをわかってほしいと Dahl は考えたのでしょう。また、この本は7歳で病気で亡くなった娘(そして40年以上前にやはり7歳で亡くなった妹)へ捧げる本ともなっているので命の大切さを訴えたい思いもあったのかもしれません。

YL5, 36928 words

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ラベル:YL5 Roald Dahl paperback
posted by モーリン at 16:39| Comment(0) | TrackBack(0) | ┣児童書 YL5 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月19日

Daddy-Long-Legs


皆さんよくご存じの「あしながおじさん」です。最初の約300wordsは、主人公の18才の孤児の少女 Jerusha Abbotto が後援者の一人の善意で大学に行くことになった経緯を主人公が語ります。そのあとは、全編、サポートの条件として毎月その後援者に書く手紙が4年分綴られます。文才を認められて大学にいくことになったこと、作家を目指すことがサポートの条件であり本人もその気になっていることなどから、後になるほどだんだん難しい表現が出てくる気がしました。といっても、ペーパーバックとしては読みやすい部類だと思います。また、主人公が手紙に描いた絵ということで著者がイラストを描いていますので、これも楽しみたいところです。電子本や Project Gutenberg にあるコンテンツにはこのイラストは含まれていないようですので、この作品は紙の本で読むことをお勧めします。

この作品は約7年前に1度読んでいるのですが、続編の Dear Enemy を読みたくて再度読みました。7年前よりは、よく理解できたのではないかと思います。特に終わりの方はどんどん読めました。
この作品は 1912 年に出版され、著者 Jean Webster の代表作となっています。Jean Webster は大学に在学時から雑誌に記事を書いていたそうですが、母親が Mark Twain の姪であり父親も Mark Twain のビジネス パートナーだったなど著作家になるのに適した環境があったのかもしれません。また、ひいおばあさんが禁酒運動に参加し、おばあさんは人種的平等や婦人参政権の運動に参加したなど自由で活動的な環境に育ったためか、大学の時に貧しい子供の施設を訪問したり貧しい人たちの救済活動に参加し、卒業後も関わり続けたそうです。孤児院のことを書いたのも、そういった経験を踏まえてでしょうか。

よければ7年前に読んだ時に英語で書いた書評も読んでください。「英語で書いた書評」

では、Happy Reading!

(YL6.5, 36,327words, SSS書評)
ラベル:YL 6
posted by モーリン at 07:59| Comment(1) | TrackBack(0) | ┣児童書 YL6 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする