2013年06月15日

辞書は引かない?


SSS多読の3原則の1つは、「辞書は引かない」です。つまり、わからない単語で立ち止まらず、そのまま飛ばして読み続けるということです。
でも、ずっと辞書は引かないのでしょうか。私は、100万語以上読んだら、覚えてしまうほど何度も出てきて気になってしまうような場合は引いてもいいと思っています。たぶん、そのぐらい読んでいれば、読むのを中断してわからない単語を引くのが面倒になってると思うからです。

でも、読む本のレベルが上がってくると内容を理解する障害になってくるのが「句動詞」と「イディオム」です。句動詞は、"get into" や "keep up" など動詞と前置詞の組み合わせが普通で意味も多彩で、動詞の意味から想像のつくものから、全く想像がつかないものまであります。イディオムは、句動詞以上に想像のつかないものが多いと思います。
児童書では、「句動詞」と「イディオム」、特に「イディオム」をなるべく使わないで書いてあります。しかし、ヤングアダルト向け以上の本になるとこれらがふんだんに登場します。本に頻繁に登場する句動詞やイディオムは、英語圏の人が常識的に知っているものです。そのため、これがわからないと意味不明になります。今日ニュースで、元サッカー選手のゴン中山が数字の「8」が好きというローラに「末広がりだからね」て相槌を売ったあと「末広がりってわかる?」って聞いたらローラが「知らない」と答えてました。動詞やイディオムとは少し違うかもしれませんが、「末広がり」が常識的に意味を知っているはずのものだからこのニュースも面白いのですね。

そこで、イディオムの入門書がないかと探してみつけたのがこの本です。
この本のいいところは、700個という必要最小限と思われるイディオムだけが紹介されていることと、なぜその意味になったかという理由("Origin")やエピソードが説明されていることです。もちろん、それぞれのイディオムの意味の説明と例文も載っています。例えば、"Add fuel to the fire" という日本語でもおなじみなものもありますが、"Ace up your sleeve" という全く想像もつかないものもあります。また、"Origin" も読んでなるほどということがあり面白いです。

私はまだ購入していないのですが、立ち読みでかなり読むめるので読むところがなくなって、ほかのページも読みたければ買えばいいと思います。私もそうするつもりです。ま、値段がやすいので買ってもいいんですけどね。そのほうが持ち運べるし。

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2013年06月13日

NANCY DREW と THE HARDY BOYS




Dahl の「Matilda」を読み始めたのですが、まだ読み終えてないので別の話を。
ほかの方のブログで「Nancy Drew」が話題に上がっていて、以前に「NANCY DREW Notebooks」を何冊か読んで、「Nancy Drew and Hardy Boys」の1冊を読みかけたことがあったので、お試し版をダウンロードして読み比べてみました。
ご存知のように、「Nancy Drew Mystery Stories」は女子高生探偵が主人公の人気シリーズで1巻目が1929年に出ており、「The Hardy Boys Mystery Stories」は男子高生の兄弟の探偵が主人公の人気シリーズで1巻目が1927年に出ています。ちょうど並行して、女子と男子に長い間人気があるようでどちらも1970年代には50巻を超えていて、いまも改訂版や新板が出ているようです。そのうえ、主人公の3人がコラボレーションした「Nancy Drew and Hardy Boys」のシリーズも出ています。
NANCY DREW は、Nancy が 8 歳のときを舞台にした「NANCY DREW Notebooks」が1990年代に出て、また最近同じく Nancy が8歳の時が舞台になっている「NANCY DREW and the Clue Crew」というシリーズが始まっています。同じ著者が書いてるようなのですが、80年以上書き続けているって信じられますか。名前だけ引き継いで別の人が書いてるのかなあ。
読みやすさについては、「NANCY DREW」の Carolyn Keene の文が癖がなく読みやすいです。「The Hardy Boys」の Franklin W. Dixon の文はちょっと癖があって読みづらく感じました。スラングではないと思うのですが、若者言葉みたいなものが使われているようで、すぐにピンとこなかったりしました。でも、そちらの方が生きた英語(当時の)かもしれません。使用している単語の難易度は同じぐらいだと思うのですが。
読みやすさレベルは、小学生版の「NANCY DREW」が YL 3.5、高校生版の「NANCY DREW」が YL 4.5、「THE HARDY BOYS」が YL 5 といったところでしょうか。
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2013年05月28日

I Can Read!: 100 Tips for Beginning Readers

また、Kindle 本の紹介です。
A I CAN READ シリーズの HarperCollins の発行で、現在は無料でダウンロードできます。
子供が本を読みたくなるための100個のヒントが載っているらしいので、子供に英語を教えている方に役立つのではないでしょうか。
「らしい」と書いたのは、私の持っている Kindle Paperwhite では見られないのです。カラーで見れる Kindle Fire, Kindle Fire HD, または Kindle 無料アプリをインストールした iPad か Android 端末が必要なようです。残念。
iPad や Android タブレットを持っている方は無料ですのでダウンロードしてみてはどうでしょうか。
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2013年05月21日

The Great Automatic Grammatizator


エンジニアリング会社で働く Knipe さんは、世界最速のコンピュータを作る大きなプロジェクトが終わって社長からしばらく休暇を取るよう薦められます。家に帰って Knipe さんは書きかけていた小説の続きを書き始めるのですがうまくいきません。ところがふとアイデアが浮かんだのです。コンピュータに小説を書かせることを思い付いたのです。それから、Knipe さんの奮闘が始まります。さて、どうなるのでしょうか。そしていつものオチはどうなるのか。

地元の図書館でたまたま見つけた一冊です。表題以外に以下の 12 篇のショートストーリーが入っています。
Mrs Bixby and the Colonel's Coat (19 pages)
The Bulter (5 page)
Man from the South (14 pages)
The Landlady (12 pages)
Parson's Pleasure (31 pages)
The Umbrella Man (9 pages)
Katina (31 pages)
The Way up to Heaven (17 pages)
Royal Jelly (34 pages)
Vengeance Is Mine Inc. (24 pages)
Taste (18 pages)
Neck (29 pages)

上に画像の本を借りたのですが、すでに改版されていますので改版されたほうも下に貼り付けておきます。上の黄色い表紙の方をクリックすると「中身!検索」ができます。目次をクリックすると各ストーリーの先頭へ飛べますので結構の分量が読めます。「
Man from the South」は結構有名らしいです。



  (YL 7.5, 74,000words) 
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