2013年12月27日

A CHRISTMAS CAROL (Abridged)


Scrooge は年老いた冷徹なビジネスマンです。そして、ある日突然共同経営者の Marley が亡くなってしまいます。葬式は質素なものでケチな Scrooge はMarley の名前の出ている看板さえ書き換えずに商売を続けていました。そして、クリスマスイブの夜に寝床に Marley の幽霊が訪ねて来て忠告します。他人に冷徹に振る舞っていると死んでからろくな目に会わないというのです。そして自分はもう時間がないが代わりに3人の霊が訪ねてくるだろうと言い残して去っていきます。さて、何が起こるのでしょうか。

クリスマスは過ぎてしまいましたが、何年も前に買っていた Abridged 版の A Christmas Carol を今年こそはと読みました。この本は、写真や挿絵のきれいな旅行ガイドなどを出版している DK (DORLING KINDERSLEY) の本です。やはり、きれいな写真や挿絵が入っていて、本文以外に A Crismas Carol が書かれた当時の社会のことや物語の中に登場するものの説明があります。たとえば、"forfeits" という遊びの説明やクリスマスの食卓に上がる "punch" や "brawn"、"Chrismas Pudding" などの写真付きの説明があったりします。また、クリスマスに食べる鳥の丸焼きは Goose は貧乏人が食べるのが普通で金持ちは Turkey を食べるという説明があります。英語圏でも、現代の子供が Dickens の小説を理解するためには知る必要のある知識がかなりあるのですね。こういった説明は本文のあるページの端に細かい字で書いてあり、解説だけをしているページも字が小さいので、解説と説明の量は本文より多いと思います。説明を見ながら読むのは SSS多読のやり方ではないですが物語をより深く理解できたのは確かです。 また、Andrew Sachs による65分の効果音入り朗読 CD が付いてます。語数は解説も含めて1万語前後だと思います。これで、$9.99 なので安いのですが、今は Amazon に在庫がなく業者からだと 4000円以上するみたいです。
Xmas Carol1Xmas Carol2
A Christmas Carol は Charles Dickens が 31 才のとき (1843年) に6週間で書き上げクリスマス前に出版しました。当時のイギリスは貧富の差が最も激しい時期で、1日12時間週に6日、低賃金で働く人も多かったようです。子供の頃に貧乏でろくに教育も受けられなかったため作家になるまで自分自身も working poor だった Dickens は、貧困を何とかしたかったらしいです。それで、クリスマスは人にやさしくする時だと訴えたくてこの物語を書いたそうです。Street children も多かったらしく Dickens は特に貧乏な子供を救うには教育が必要だと考えました。このために、Dickens はチャリティの朗読会を始めて募金を呼び掛け基金を募り慈善の病院や教育機関を作りました。最初の朗読会 (Public Reading) で読んだのが A Chrismas Carol だったそうです。

Happy Reading!

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ラベル:Dickens YL5
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posted by モーリン at 05:52| Comment(4) | TrackBack(0) | ┣児童書 YL5 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月01日

The Railway Children



長女の Roberta(Bobbie)、長男の Peter、次女の Phyllis はお父さんとお母さんと平和に暮らしていました。そして Peter が誕生日に機関車のおもちゃを貰った後のある晩に知らない男達が訪ねて来てお父さんを連れて行ってしまいました。収入のなくなった一家は家具を売って田舎に引っ越してひっそりと小さな家に暮らすことにしました。その家は煙突が3本あり近くに線路が走っていました。子供たちは線路のそばから乗客に手を振ったり駅を訪れたりしながら町の人たちと親しくなっていきます。その中で小さな事件が起こって、子供たちは勇気を出して立ち向かい、お母さんや周りの大人たちは子供たちを優しく見守ります。そして事件が絡み合って、ある結末が訪れます。

この物語は最初に事件が起こり小さなエピソードがいくつも語られ登場人物が増えながら絡み合って最後に結末が訪れるという、推理小説のような作りになっています。しかし、僕は途中のエピソードに飽きてしまって、途中で他の本を読んだりドラマを見てしまって読み終わるまでに時間がかかりました。その上、最後のクライマックスのところでもわかって結末をつい先に読んでしまったりして本当だったら涙するところで泣くに泣けなかったです。OBW か PGR で retold を読んだ時の方が感動しました。また、同じぐらいのボリュームの Little Princess の方が飽きずに読めた気がします。
とはいえ、The Railway Children は名作で BBC でラジオとテレビでドラマ化され、映画化もされています。著者の Edith Nesbit は1905年に The Railway Children を書いたのですが他にも数多く子供向けの小説を書いているそうです。Five Children and It (1902)も有名らしく、1991年にテレビで放映され2004年に映画化されているようです。この小説は、日本では NHK で1985年に「おねがいサミアどん」というタイトルで放映されています(78エピソード)。この小説を読んでみて、Edith Nesbit の小説が僕の好みなのか判断してみたいと思います。そうそう、話はそれますが本の中で日本のものに触れている箇所が2か所あって著者は少し日本に造詣があったのかなと思いました。

YL6.3, 60384 words にほんブログ村 本ブログ 洋書へ(にほんブログ村)

retold 版はOBW(YL3.2, 10000 words) と PGR (YL2.4, 4890 words) があります。


DVD も比較的安く手に入るようです(ただし、輸入版はリージョンにご注意を)。

posted by モーリン at 04:59| Comment(2) | TrackBack(0) | ┣児童書 YL6 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月28日

Junie B. Jones Is Not a Crook


Junie B. はおじいさんの Frank Miller にふわふわの手袋を買ってもらって、幼稚園に持っていってみんなに自慢します。ところが、休み時間に木陰に置いてあった手袋がなくなってしまいます。落し物箱の中を見るため校長室に行って、落し物を届ければ「grin」を貰えると教わった Junie B. ですが、「いい物」を拾ってしまいます。「いい物」も「grin」も欲しい Junie B. は果たしてその「いい物」をちゃんと届けるのでしょうか。

いつもセルフィッシュなJunie B. ですが、その積極思考が Junie B. の魅力です。でも、今回は少し混乱してしまってずいぶん頭を使ったと思います。最後は、吹き出してしまいました。

YL 3.5, 5477 words

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ラベル:Junie B. YL3 Kindle 版
posted by モーリン at 04:42| Comment(0) | TrackBack(0) | ┣児童書 YL3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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